日本の 2 グリーンコースは、楽しみも 2 倍!

Arccos の 2 グリーンへの対応

2019 年に習志野カントリークラブ(アコーディア・ゴルフ / 千葉県)で開催された「ザ・チャレンジ:ジャパンスキンズ」(MGM リゾーツ)を思い出す人もいるかもしれません。

この大会の 4 番ホールでは、タイガー・ウッズ、ロリー・マキロイ、ジェイソン・デイ、松山秀樹という並外れた 4 選手が、左右どちらのグリーンでも自分の好きなグリーンを選んでプレーできるルールで競いました。
2 グリーンのコースは日本では一般的ですが、北米にはほとんどありません。コースの造成や維持にコストがかかりますし、別のグリーンでプレーしているグループにボールを打ち込まないようにするためでもあります。
もちろん、スコットランドのセント・アンドリュース、オールド・コースのダブル・グリーンも有名です。ここには 2 つのホールで共有する 7 つの大きなグリーンがあり、グリーンを共有しているホール番号の合計は 18 になっています。

しかしながら、このオールド・コースの 2 グリーンも、スコットランドとアイルランドの中では非常に稀な例です。

日本の 2 グリーン

なぜ日本では 2 グリーンが一般的なのでしょうか。

それは、夏は蒸し暑く、冬は寒く乾燥している日本の極端な気候に関係があります。

グリーンをできるだけベストなコンディションに保つには、一方のグリーンにバミューダのような温暖な気候に適した芝、他方にはベントのような涼しい気候に適した芝を張るのが良いのです。
それでは、Arccos は 2 グリーンにどのように対応しているのでしょうか。

答えは超カンタン。

1 つのコースをそれぞれのグリーンについて、2 回マッピングしています。

日本には 2,200 以上のゴルフコースがあって、これは英国とアイルランドにあるゴルフコースの合計とほぼ同じです。また、日本とほぼ同サイズの米国カリフォルニア州には、グーグル検索によれば約 900 のコースがあるようです。

つまり日本の 2 グリーンコースをマッピングするのは… まあ大した労力ではありませんね!(涙)

控えめに言っても、日本はゴルフ天国です。
Dual Greens
2 グリーンのマップでプレーしている Arccosユーザーは、どちらのグリーンでプレーするかを選択して、カップ位置を設定することができます。

「Caddieをプレビュー」機能では、2 グリーンコースの攻略を手軽に確認できます。ラウンドでプレー予定のグリーンが表示されるので、グリーンの選択がクラブ選択に与える影響を見ることができます。
地元の日本のゴルファーにとっても、旅ゴルファーにとっても、日本列島はゴルフ天国です。

2,000 を超えるコースのほとんどがリゾートコースですし、英国と同じく、プライベートクラブであっても有料でプレーできるコースも多くあります。

そして、ビル・クーアとベン・クレンショーが横浜カントリークラブのウエストコースを 1 グリーンに設計し直したのはレアなケースで、1 グリーンのコースを探す方が難しいくらいです。
日本有数のゴルフリゾートには、由緒ある富士コースがある「川奈ホテルゴルフコース」(36 ホール)があります。

イギリスのゴルフコース設計者、チャールズ・ヒュー・アリソンによって設計された富士コースは、海を一望できる赤い断崖絶壁と松の木に囲われたとても美しいコースです。
しかし、日本の 2 グリーンを体験したい旅ゴルファーには、前述の習志野カントリークラブに勝るものはありません。
藤田欽哉が設計した 18 ホールのすべてに 2 つのグリーンがあります。

日本でしか味わえないユニークなゴルフ体験の秘密が明らかになった今。
もっと多くの旅ゴルファーの来日が期待できますね!